ビジネス会議風景
CASE STUDY お客様事例

業界唯一のカテゴリーキラー戦略に取り組み、会員来店率が120%増に! ―遊戯施設のCRMプロジェクト―

株式会社ワイズコーポレーション様

ブランドコンセプトイメージ

背景

パチンコ参加人口の推移
(過去20年間で3分の1に減少)
出典:公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書2014」

長年パチンコ業界は、ハードありきで、射幸心をあおり、商売を続けてきました。結果として、長期的に遊戯人口が減少し続けてきました。また、地域店舗でも競合店の進出により競争が激化しお客様の減少も深刻な問題となっていました。

振り返れば、昭和の古きよき時代には、パチンコ店にも温かいふれあいのコミュニケーションがありました。その原点に立ち戻り、サービス中心の、ソフトを重視した商売に転換していく必要があると考えビジョンを再設定しました。そして、そのビジョンを目指し、また社員にとっても将来の店舗(会社)を担っていく上で重要となる、戦略構築と具体的な施策実施に取り組みました。

課題

  • 将来ビジョン達成に向けて磨いていくべき強みの再設定
  • 現場主導の実践マーケティングを通じた戦略思考の強化

解決のためのポイント

  • メインターゲットの設定し
  • 自店の強みを整理
  • 接客指針とショップコンセプトの策定
  • タグライン開発
  • 看板の見直し
  • ブランディングプロモーションの実施

結果

  • マーケティングの共通言語化が進み戦略思考ができる人材が成長
  • 「地域だんらんパチンコ」というブランドネーミングを創出し、目指すべき方向性や取組に一貫性が生まれた。
  • 地道な取り組みを通じて1年後には会員来店数が2割以上増加した。

地域だんらんパチンコ

ブランドタグラインで表現の魅力化

ブランドコンセプトイメージ

ブランドコンセプトイメージ

自社駐車場を利用したイベントの様子

自社駐車場を利用したイベントの様子

介護施設への出張無料パチンコ

介護施設への出張無料パチンコ

まとめ

カテゴリーキラーづくりに必要な戦略の基本に従い、ショップコンセプトの立案などを通じて「地域だんらんパチンコ」というブランド表現を生み出すことで、目指すべき方向性や取り組みに一貫性が生まれました。また、業界全体が右肩下がりの市場において、会員来店率が2割以上成長するなど、具体的な成果に結びついていくことで、スタッフの方々の自信がつき、全体のモチベーションも向上しました。

また、地域貢献性が高い企画を繰り返していくことで、そのことがメディアにも取り上げられて、さらなるモチベーションアップやブランディングにもつながっています。長期間のコンサルティング指導を経て、幹部社員や一部のアルバイトスタッフまでも、戦略思考ができるようになってきました。取り組みを開始した当初と比較すると、戦略の共通言語化が図れるようになったことで、売上げ成果だけでなく、自ら考え企画立案し、検証までを行えるような自発的なチームに成長しました。

成熟産業で、年々右肩さがりに市場が縮小したり、競合が増えて価格競争に巻きまれたりして、悩まれている経営者も多いと思いますが、本事例のように差別化が一見難しいと思われる業界においても、必ずカテゴリーキラー化の突破口はあるものです。事業に対して、強い想いがあるのであれば、決してあきらめないで欲しいと思います。私どもは、そのような想いが強い経営者にこそ、戦略的思考で取り組んで欲しいと切に願います。もし、中長期的に売上げが思うように上がらなくなってきているような状況があれば、一気に落ち込んでしまう前に、是非、早めに2年後、3年後の自社の次の成長をつくるための戦略をつくりこみ、対策をして欲しいと思います。

※文中の「カテゴリーキラー」とは、独自性が高く、競合他社を圧倒するほど差別化された、強い、商品・サービス・事業のことを指しています。