ビジネス会議風景
CASE STUDY お客様事例

売れずに困っていた商品をカテゴリーキラー化し、売上100倍増に! ―DIYホームセンターショー・金賞受賞した雑貨商品ブランディング―

秋山工業株式会社様

やさしい紙紐がうまれました

背景

リニューアル前の
パッケージデザイン

静岡県富士宮市にある秋山工業様(代表取締役 秋山一雅 ww.akiyamakougyo.com)は、製造している工業用の紙製品の開発技術を活かして一般消費者向けの商品を提供したいと考え、新聞や雑誌などの古紙回収用の紙ひもの開発に取り組むことになりました。

古紙回収用のひもは、ビニールひもが禁止され、紙ひもを推奨している地域も多く、既にある一定のマーケットが形成されています。紙ひもは、丸く細長いものが一般的ですが、力が弱い女性や高齢者などが重い新聞や雑誌などを束ねて運ぶと、丸い紙ひもが手に食い込んで痛いという欠点がありました。

秋山社長はこれを解決したいと思い、業界初の平らな紙ひもを開発し特許も取得しました。これまで細くて丸かった紙ひもを平らにすることで、手にやさしく結びやすい、丈夫で切れにくいというメリットが生まれました。ネーミングは「平ひも ひらり」としました。製品のパッケージには「ひらり」と大きく打ち出しました。

期待して発売したもののなかなか思うように売上があがりません。そこで当社に「カテゴリーキラーづくりコンサルティング 」をご依頼頂き、まずは何が原因かを追究することになりました。

課題

  • 並列的に表記している商品のアピールポイントを見直し、「ベネフィット(顧客にとってのメリット)」を明確にすること。
  • 商品棚に置いた際の、訴求力をもつパッケージデザインの見直し。
  • 首都圏などへの販路開拓。

解決のためのポイント

  • ターゲットと、ニーズの明確化
  • 商品の強みを効果的に引き出す表現コンセプトの開発
  • コミュニケーションツールの開発
  • 大型展示会への出展

結果

  • 「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW(幕張メッセ)新商品コンテスト」で金賞受賞!
  • コンテストでは、わずか3分のプレゼンが絶賛され、大手小売業のバイヤーが殺到!
  • 売れ残っていた在庫が一気に解消し、結果、売上が100倍増に!

リニューアル前・後写真

パッケージデザイン ビフォーアフター

パッケージデザイン

リニューアル後の展開したパッケージデザイン

パンフレット表紙

パンフレット表紙

まとめ

様々なお客様から、「中身が良いものなのに商品が売れない…」、「この商品(サービス)を一度使ってもらえればその良さがわかるのに…」、「この食品を食べてもらえればその美味しさがわかるのに…」、とご相談を多く受けます。

このような商品の多くは、実際に使用してみれば良いものであったり、美味しいものであったりするものです。しかし、それでも売れない商品があることも事実です。

本商品も、使ってみれば、その機能性の高さにリピートするほどの商品でしたが、その良さが今一つ伝わっておりませんでした。そのため商品の強みを改めて分析し、表現方法の見直しを行いました。実は、この表現という点が、商品やサービスが売れない理由の大きな要因の1つになる場合があります。

消費者や購入者は結局のところ、使ったり、食べたりする前に、その商品の見た目や、またそれにまつわる情報から購入を判断しています。考えてみれば当たり前のことなのですが、この表現がうまくできていないがゆえに購入に至らない場合があります。本商品のようなBtoC向けの消費財やサービスのみならず、BtoBの法人向け製品やサービスなどでも様々な業種においても、この表現の視点が重要です。本商品は結果として、カテゴリーキラー戦略商品として、売上が100倍増となり、大成功を収めることができました。また、その後、秋山工業様の収益の大きな柱として成長しました。

貴社の事業におかれましても、もし思うように売れない商品やサービスがあるとすれば、原因がその表現方法にある可能性があります。仮に貴社商品が表現方法に失敗しているとすれば、今後いくら新しい商品やサービスを生み出しても、この点をクリアできない限り、なかなかうまく新規のお客様を開拓していくことはできませんので、一度見直してみてもよいかもしれません。

 

【追伸】
「カテゴリーキラー戦略」について、手軽に学んでみたいという方のために、
小冊子(毎月先着30名様・無料)をご用意しております。
お気軽にご利用ください。(経営者限定)
→ 小冊子のご案内はこちら


※文中の「カテゴリーキラー」とは、独自性が高く、競合他社を圧倒するほど差別化された、強い、商品・サービス・事業のことを指しています。