第123話 先行きが見えない経営から脱却する方法
「先生、当社の仕事は、待ちの営業スタイルでして、お客様からの依頼が多いときは、忙しいのですが、そうでないときは暇になってしまうこともあり、先が見えない経営をしています。近年、仕事量も減ってきていて、不安です。なんとかこの状況を打開していきたいのですが、可能でしょうか?」冒頭のコメントは、産業機械関連の受託メーカーの経営者からのご相談です。メーカー企業にかかわらず、BtoB(対法人取引)の受託でお仕事をされている会社は、顧客企業からの仕事の量が、そのまま業績に影響します。