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アンパンマンショーとくじ引き。

河原で遊ぶ母子

ゴールデンウィーク中に、ある商業ビルで行われた無料のアンパンマンショーに家族で出かけた。

午前11時の部と午後3時からの部があり、30分のアンパンマンショーと握手会があった。

ショーの開始の2時間前から整理券を配布するため、整理券入手のために1時間並んだ。

午後3時からの参加を決めていたため、12時に会場へ家族よりも先に着き、1時間待って整理券を入手した。

子どもを持つ前、私もまさか、よく見た家族連れのように、お父さんがけな気に並んでいる様子を尊敬と多少憐れみの目で見ていたが、自分も並ぶ立場になると、なるほど家族の期待を背負って子どもが喜ぶ顔を見たいと思い、たった1時間程度並ぶぐらいは、あまり苦でもなく感じる自分がいたのには、昔の自分では考えられなかったことであると感じた。

最終的に100人ぐらい並んだが、1時間前に行ったこともあり、15番目ぐらいに並び、見回すと私と似たような世代のお父さんがほぼ並んでいた。

しかしながら、アンパンマンの人気は凄いものである。

アンパンマンのターゲットは、おそらく2から5才の間で、5才を過ぎるころから別のキャラクターに興味が移る。

アンパンマンのターゲットは、拡大することなく、ほぼ一定である。 これはぶれない。ターゲット層を広げることもしない。毎年毎年、2~5才のターゲット層が生まれるため、変える必要もないのだろう。

よくあるブランドや商品のようjに、ターゲットを下手に拡大してしまい、もとのブランドが失墜してしまうケースもある。

ところで、そのショーに付随して、近くでくじ引きが開催されていた。1,500円で1回引けるという。

1~7等まであり、1等は、大きなアンパンマンのぬいぐるみである。 7等は、ティッシュとちょっとしたアンパンマンのシールなどである。

最初は、ほんの軽い気持ちで、1度ドラッグストアで買い物する用事があったので、それでくじを引いた。

2~3回目は、昼食をそこで食べたレシートを持っていき行った。

4回目は、商業ビルに合ったスーパーで、夕食用の食品を買って、くじを引いた。

そして、劇を見た。

まだ、1等のぬいぐるみは残っていた・・・。

そこからは、多少の親としての意地が発揮された。

まだ買わなくても良いモノをドラッグストアで買いなんとか子どもに1等か2等あたりを当ててあげさせたいと思い5~6回目のくじを引いた。

ふたを開けてみれば、無料のアンパンショーを見ていながら、買う予定のなかった買い物をしてしまい大枚をはたき、結果として、1等などのくじも引けず、終了した。

ショーに便乗した企画で、お金を使ってしまうという一つのマーケティングにやられてしまった・・・。わかっていながら。

それでも、くじであったったシャボン玉を子どもが喜んでやる姿を見て、ほんわか幸せな気分になってしまうというなんとも親ばかな1日だった。